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GUIDE 01 / METHODS

防水工事の 4 つの工法の違い

防水工事は、防水の層をどの材料でどう作るかで工法が分かれます。どれが一番良いということはありません。建物の形や今ある防水層、予算によって向き不向きがあります。

ウレタン塗膜防水

トップコート ウレタン防水層 プライマー 下地(コンクリート等)

ウレタン防水は液状樹脂を塗って防水層をつくる工法で、耐用年数は約10年(複雑な形状や設備の多い屋上向き)。

ウレタン塗膜防水を公式サイトに書いている会社(126 社)

シート防水

防水シート 接着剤・固定金具 絶縁・下地調整 下地(コンクリート等)

シート防水は塩化ビニルなどのシートを貼る工法で、耐用年数は約10〜15年。

シート防水を公式サイトに書いている会社(109 社)

アスファルト防水

保護層・仕上げ ルーフィング(積層) プライマー 下地(コンクリート等)

アスファルト防水はシートとアスファルトを重ねる伝統的な工法で、耐用年数は約15〜25年(初期費用は高いが耐久性に優れる)。

アスファルト防水を公式サイトに書いている会社(78 社)

FRP防水

トップコート FRP 層(ガラスマット+樹脂) プライマー 下地(コンクリート等)

FRP防水はガラス繊維と樹脂を使う工法で、耐用年数は約10〜12年。

FRP防水を公式サイトに書いている会社(64 社)

共通の注意

  • 耐用年数はいずれも目安の数値

出典: 横浜市(マンション管理の情報提供ページ)「屋上防水の主な工法と耐用年数の目安」(確認日 2026年10月18日)

図は層の重なりを示す模式図です。実際の層の構成は、製品と設計の仕様によって変わります。

職人の資格: 防水施工技能士

  • 防水施工職種は1級・2級で実施され、作業区分は10種類
  • 作業区分: アスファルト防水、ウレタンゴム系塗膜防水、アクリルゴム系塗膜防水、合成ゴム系シート防水、塩化ビニル系シート防水、セメント系防水、シーリング防水、改質アスファルトシートトーチ工法防水、改質アスファルトシート常温粘着工法防水、FRP防水の各工事作業
  • 1級は積算を含み、2級は積算を含まない(セメント系防水の1級は湧水の止水処理と積算を含む)

会社のサイトに「防水施工技能士」とあれば、どの作業(工法)の資格かも確かめると、頼みたい工法と合っているかが分かります。

出典: 中央職業能力開発協会(厚生労働省所管の国家検定)「防水施工技能士(技能検定)の作業区分」(確認日 2026年10月18日)

新築住宅の「雨水の浸入を防止する部分」

  • 雨水の浸入を防止する部分は、屋根や外壁本体、屋根・外壁の開口部の戸・わくその他の建具、屋根や外壁の内部または屋内にある雨水排水用の排水管とされている

新築から年数の浅い住宅で雨漏りが起きたときは、修理を頼む前に、売主や建てた会社の保証と瑕疵担保責任の対象かどうかを確かめてください。

出典: 国土交通省「新築住宅の10年保証と雨水の浸入を防止する部分」(確認日 2026年10月18日)